2025年1月25日 日々の課題「バランス」

中学生

塾をしていて悩むことの一番は、何といっても塾生とのかかわり方だ。

コミュニケーションが円滑に図れたか、彼ら彼女らにはしっかり伝わったのか、話をしていてずれが生じていないか、数え上げればきりがない悩みと日々格闘しているといってもいい。

顔色を見る、声色を聞く、所作を見る。週の半分くらい顔を合わせて接しているからこそ、何かおかしい、と違和感を感じたり、何かまずいことがあったか、とハッとさせられることもある。まずかったのかも、と思えばその日の夜は眠れないほど悩むこともある。次に会った時にどう接してあげるべきかが頭の過半を占めてしまうこともある。

かといって、安直にご機嫌取りをするわけにもいかない。塾という仕事上、塾生の成績や成長が何よりも優先するのだ。ご機嫌取りに終始して勉強面をおろそかにはできない。ただ一方で、必要以上の無理を押し付けて塾生をパンクさせるわけにもいかない。大げさに言えば、そのギリギリのラインをバランスを取りながら、どちらもより高次元な形で実現していく道を日々模索することが、私の仕事と言ってもいいかもしれない。

私の信念と塾生の心身のバランス。勉強道の追及と楽しみながら勉強することのバランス。負荷をかける場面とのびのび進めさせることのバランス。楽しいコミュニケーションと厳しい指摘指導のバランス。

新年の指導目標に据えた「バランス」を、様々な指導の場面で、今日も明日も、眠れない日を経てもなんでもいいから、誰よりも私自身に厳しく追及し続けたい。

におか塾は、尼崎市立花町の「勉強を鍛える学習塾」です。

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