期末試験が終了し、昨日から塾は3連休をいただくことにした。
数えてみれば34日間連続で塾を開け続けてきたので、体を休めさせていただきたい、との考えだ。
不思議なもので、気持ちはまだ何日でも行ける、いや行きたいと思えるのだ。
さすがに体がついてこないと元も子もないので、体の静養に努めたい。
この「気持ちは何日でも行ける」という部分、独立した今の今まで感じたことのない気分だ。
なぜなのか考えてみたのだが、一つの結論めいたものにたどり着く。
すべて「自分で自分に課した命令だから」という結論だ。
勉強もそうだと思う。
「自分で自分に命令を課せる」状態でなくば、気持ちを高めて打ち込むなど不可能だ。親が言うから、先生が言うから、塾が言うから、と「誰かに言われて」でできるものではない。
こんなことを言うと、「そりゃアンタは自営業だもんね」と言われそうだが、会社などに努めている人だってそうだと思う。「上司の命令で」「社長の命令で」「取引先の指示で」と「誰かに言われて」だけで仕事をしていても、よい成果にはつながらないだろう。
プロジェクトXなどのビジネスドキュメンタリー番組などで描かれるが、ああいう大掛かりな仕事も、最初は上司や社長の指示で始めた仕事かもしれないが、いつしか「自分の仕事だ」「俺がやらなきゃ」の気持ちになり、最終的に何らかの成果を上げていることがほとんどではないか。
自分を高めるのは自分の気持ちだけ。私もそう、皆さんもそう。これからも私は塾生たちに「自分で高めていく」人間になってもらうべく、自分を高め続ける。
自分で自分に課す命令で。