中学生

隣で他学年の授業が聞けるメリット

塾の授業風景当塾では、中学生、高校生が学年の隔てなく同じ空間で勉強する(小学生だけは別時間)。そのため、中学1年生が文字式を習っている横で2年生の連立方程式の説明が行われていたりする。習ったばかりの文字式がふんだんに使われた計算式が、隣のホ...
中学生

しつこいまでの繰り返し

私は新しい部分の導入はパパっと済ませてしまう。詳しい解説よりもやり方を知ってもらうことに重点を置きたいからだ。あとはそのうえでひたすら繰り返しだ。例題、練習題、確認問題A、確認問題B、テキストを変えて類題、練習問題、さらに基本プリントと延々...
勉強

自分の言葉→殻を破る

先日来、生徒たちと接している中で意識している言葉がある。「自分の言葉」だ。自分の言葉というのは、誰かからの借り物でもない、自分の思いを、自分の脳みそという機械を通して他人に向けて発する言葉だ。これを持っている子供たちはずいぶん少なくなったよ...
中学生

今、不安なこと

最近、何名かの生徒にこんな言い方をしている。「今、何をしたい?何が不安?」入塾当初はこちらが勉強内容を先導するようにしていたが、今は「自分の不安な部分」に焦点を当てさせるようにした。するとちゃんと答えが返ってくるようになった。「社会がやりた...
中学生

目指す指導の形

ゴールデンウィーク中に考えたことを一つずつお話ししていきたい。昨日は愚痴をSNSに投稿する先生について考えたことをお話しした。今日はもう少しポジティブな話題について考えたい。塾で教えるうえで避けて通れない問題は「どれくらい教えるか」だ。手取...
塾長のつぶやき

愚痴を言って何になる?

ゴールデンウィークが終わった。私の方ではあまり遠出することもなく、近場で少し遊んだ程度で、あとは今後に向けた勉強の進め方などをゆっくり考える時間にしていたのだが、この間、いろいろな塾や塾講師の話をネットやSNS等で読んだ。そこで気になったの...
勉強

少しの進歩、でも大きな一歩

生徒全員に話していることだが、私は少々どころかかなり性格が悪い。口も悪い。小さなミスであっても(というより小さなミスの時ほど)容赦なく馬鹿にするし、問題に正解しても「なんで?なんでそれが答えなん?」と説明を求めること多々。本音を言えば生徒か...
中学生

公立高校の進路状況

5月が近づき、公立高校が進路状況をHPで公開し始めた。西宮市などはまだのようだが、私のホームグラウンドである尼崎市は大半の高校が出そろったようだ。高校選びの大事な要素なので、もちろん毎年欠かさず分析している。早速見て回っているのだが、だいぶ...
勉強

「とりあえず」はもっと禁句

昨日に続く。昨日は母との思い出をきっかけに「何点取れたらいいな」という人間の覚悟の弱さの話をした。テストの点数でも大概私はカミナリを落とすのだが、もっとひどいのは志望校についてだ。高校受験、大学受験の指導経験がある私だが、特に大学受験におい...
勉強

「できたらいいな」は禁句

唐突だが私の母には嫌いな言葉がある。スポーツ中継などを見ていると勝利者インタビューがある。あのときにインタビュアーが「次の試合に向けて一言お願いします」という感じの質問を優勝インタビューでもない限りほぼ必ず投げかける。その時の返事が気に食わ...