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2024年11月4日 応用問題のクッションと論理思考

応用問題、発展問題と銘打たれた問題がある。どの科目にも存在するのだが、数学が一番わかりやすかろうと思うので、数学を例にとる。数学における「簡単な問題」とは何か、と言うと、計算問題などが頭に浮かぶかもしれない。だが私は、簡単な問題は「ダイレク...
中学生

2024年11月1日 勉強「道」

昨日の日記で、「勉強道場」という語を使った。我ながらしっくりくる言い方だな、としばらくたった今でも思う。勉強に限らず、なんでもそうなのだが、物事は極めようとすると「道」となる。宗教としての仏教は、修行ののち極めんとすれば「仏道」となる。武器...
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2024年10月30日 余白、余情そして学力

私はあまりドラマを見ない。定期的に見るのは朝ドラと大河ドラマのみ。あとはたまに気になるものがあれば見る程度だ。この朝ドラと大河ドラマは、過去作のアンコール放送や再放送がよくある(特に朝ドラ)。そんな折に昔の作品と最近の作品をよく比べながら見...
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2024年10月28日 不毛な、いや有害な「不要論」

いつだったか、テレビタレントの何某が「人生で一度も古典が役立っていない」というような趣旨のことを言ったことがあるらしい。勉強に限らないが、「〇〇不要論」という類の議論はちょくちょく聞いてきた。「因数分解が何の役に立つんだ!」「微分や積分が何...
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2024年10月26日 不毛な議論ではなく待つ覚悟

親「勉強した方がいいよ」子「勉強なんかしたくない」こんなバトルがあった場合、私はおおむね「子の方の勝ちが濃厚」と見る。なぜそうなるのか。これは「誰のためにする議論か」で決まると思っている。「勉強した方がいいよ」は他人(子供であっても)のため...
中学生

2024年10月25日 思考力の源「なぜ?」

昨日、思考訓練の量、回数が学力を決めると書いた。では、思考訓練の量をどうやって増やそうか、となると、簡単な話ではない。スポーツのように「トレーニング量を増やす、練習時間を増やす(本当はそんな単純な話ではないとは思うが)」のようにはいかないの...
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2024年10月24日 思考訓練の量が学力を決める

人間は考える葦(あし)であるーとは、有名なパスカルの警句だ。考える、というのは(おそらく)人間のみに許された特権であり、義務であるように思う。「考える力」をつけさせたい、こう思う親御さんは多いはずだ。では「考える力」はどうやって身についてい...
中学生

2024年10月22日 「勉強しろ」という余計なお世話

勉強しろ、と言ってはいけない。子供たちに大事なものに気づく機会を奪うからだ、と思っている。その「大事なもの」とは何か。私は「自分の課題を学ぶこと」だと思っている。投げやりな言い方になってしまうが、勉強をしない選択肢、ボールは子供側にある。そ...
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2024年10月19日 やったらできた

テスト。定期テストでも単元テストでも、漢字などの小テストでも何でもいい。満点を目指して取るという経験はやはり大事だと思う。こっちから聞いてもいないのに、テストの点数を報告してくれる塾生がいる。「社会の単元テスト、満点やった」、「・・・(無言...
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2024年10月18日 ルーティン化

勉強の基礎体力作りというテーマで、今日はルーティン化を取り上げてみる。できる人というのは、勉強がルーティン化しているので、やる気にかかわりなく勉強するものとしてする、という趣旨のお話を以前にした。ただ、ここで気を付けなくてはいけないのは、ル...