塾の授業あれこれ

塾の授業あれこれ

試験対策期間もうすぐ

5月が終わる。いよいよ6月は期末試験に入る。塾では期末試験2週間前くらいを起点に毎日通塾してもらい、勉強してもらうこととしている。特に試験が近づく時期、1週間前には土日も教室を開け、勉強場所を作ることにしている。勉強は自分でやらなくてはいけ...
中学生

論理的な理解の一例

論理思考というと大げさになるかもしれないが、アレクサンドラ構文の話を聞いて以来、私の中の多くを占めるようになったのが、論理的な言い方、考え方、まとめ方、言い換え方といったものになる。それを象徴したような出来事が昨日あった。中学2年生に国語の...
中学生

勉強の偏りをなくす

今の指導形態は、生徒個々人の勉強状態が見られる。科目ごとに厳密に時間割を作らず、かといって好きな科目を好きなように勉強する姿勢も許さないようにする形態を定着させるため、日々模索は続く。見ていると、やはり生徒の個性というべきか、様々な勉強の仕...
中学生

論理思考を伝える決意

アレクサンドラ構文を通じて、論理思考の訓練の重要性について考えてみたい。以前、私は学力は思考訓練の量、回数に比例するという趣旨の話を日記にした。アレクサンドラ構文のことにしてもそうなのだが、これは思考訓練、文を読んでその中の論理関係に気づく...
中学生

アレクサンドラ構文

アレクサンドラ構文というものを仄聞した。なんでも文章読解に関する問題だそうで、機能的非識字とかいうなんとも難しそうな課題が浮き上がるそうだ。文そのものの難解さがあるので、小学生には出しづらい問題である。試みに転載してみたい。<Alexは男性...
中学生

勉強の仕方の前に気構え

前から何度か、勉強の仕方がわからない、という考えに対して意見を書いてきた。ただ、もちろん私見でしかないのだが、私は(あくまで学校における)勉強の本質というのは「先生が言ったことをわかろうとする作業」だと思っている。問題を解くことも暗記するこ...
塾の授業あれこれ

困った人を見たら助けられる人間に

以前あった話。塾生の一人が時間になっても現れなかった。遅刻かな、部活で遅くなったかな、と思って少し待っていると、扉を開けて「すみません」と塾生がやってきた。「遅かったな、どうしたん?」と聞くと、横にはお年寄りの女の人がいる。「この人が道がわ...
中学生

やはり私は努力しない人間が嫌い

昨日の授業での一幕。「ヤフーのニュースで見たけど、関東の進学塾に、日本に移住した中国人がたくさん通い始めているらしい。取材を受けた中国人が言うには、『日本の大学受験は中国と違って競争が激しくないから、日本の大学に通って就職できるように』とい...
中学生

塾のスタンス、学校との連動

今年の中学2年生、学校の理科での確認テストがしつこいようで喜んでいる。化学分野なので、まずは元素記号の暗記が基本になる。そこで学校では何回も元素記号の暗記テストを課すことにしたようだ。私の方でも、暗記の機会はできるだけ作りたいのだが、そこは...
中学生

「自分でわかろうとする」努力をすべし

昨日塾生たちにした話。「話を聞いて一発で分からないときに『わかりません』ではいけない。学校であれ塾であれ、先生に『わからせてもらおう』と考えているうちは絶対にわかることはない。そもそも一回聞いただけで分かるほど、勉強内容は甘くはない。問題を...