高校受験

塾の授業あれこれ

模試練習の意義

昨日の中学生は、模試の問題などを使用しての練習が中心。模試対策というのは本来あまり意味のないものだと思っているが、私の中に意図しているのは「試験慣れ」だ。もちろん中学3年生など、今までに何度も定期テストを受けているのだから、今更試験慣れと言...
塾の授業あれこれ

勉強を軌道に乗せる、声掛けの意義

8/30(土)および、8/31(日)に模試を行う。試験時間の違いから、中3生が土曜で1,2年生が日曜だ。これをもって、夏休みが終わる、という節目にしたい。特に中3生は今、理科や社会の見直しを猛烈に進めている。今塾生には、理社の教材として、豊...
日々の考えあれこれ

高校受験の変貌その3(高校の位置づけ)

2日間にわたって、高校受験にまつわることを考えてきた。では、高校受験はこれからどう考えればいいのか、ということになるのだが、大事なことは、高校をどう位置付けるかにある。たまに中学生に話すのだが、高校はあくまでも通過点でしかない。人生における...
日々の考えあれこれ

高校受験の変貌その2(私立の無償化)

昨日の日記に続く形で、高校受験をめぐる大きな変化が、私立高校の無償化にあると思っている。政治的な話はここではせず、受験そのものを見渡した話をしたい。私立が無償化された大阪府では、公立高校の定員割れが増えたとニュースになった。私立の方が設備そ...
中学生

高校受験の変貌その1(カリキュラム難化)

高校受験について、特に最近はいろいろと考えさせられる。要因は様々あると思うのだが、ここでは2つ考えておきたい。まず一つはカリキュラムの難化(とりわけ英語)。2021年度(中学生の話)から始まった指導要領改訂で難化したカリキュラムが重くのしか...
中学受験

オープンスクール

夏休みの間、高校や大学ではオープンスクールが行われる。塾生でも参加してきたものがいるが、私は必ずこう言うことにしている。「校門をくぐった時にどう感じたかを大事にしなさい。そのときに、『あ、いいな、この学校に通いたいな』や、『ここに行けると思...
中学受験

喜んで入学式に行ける学校へ

以前、行きたい高校で頑張るのだという題で日記にしたことがある。これから夏休みが終わった2学期以降、中3生は「どの高校を目指すか」、高3生なら「どの大学を受けるのか」を考える動きが加速する時期だ。私個人の考えは、「行きたい学校を受けること」に...
中学受験

学歴について徒然

静岡県の伊東市長が、学歴詐称などの問題で市長を辞職するというニュースがしばらく続いている。学歴問題は過去にもいろいろ取りざたされてきた。中には大卒を高卒と偽って公務員の採用試験に通った職員が懲戒免職になるという、逆学歴詐称というべき出来事も...
中学受験

女子大について

日本で一番の学生数を誇る女子大であった武庫川女子大学が再来年度(2027年度)から共学化され、武庫川大学と名を改めるらしい。近年女子大の募集停止や共学化が続いている。尼崎でも園田学園女子大学がすでに共学化し、園田学園大学となった。武庫川女子...
中学受験

せめて上下あるべし

大学進学の話になる。目指すなら高偏差値の大学へ、という考え方があり、一方で偏差値だけで大学の価値をはかるべきでないという考えがある。どちらも正しいと言って差支えはなかろうが、では果たして自分が或いはわが子が進学、受験となったときはどうだろう...