高校受験

進学・受験あれこれ

内申点にも意味はある

11月がやってきた。今年も残すところあと2か月を切り、2学期の期末試験と進路懇談(3年生)を残す時期だ。3年生の話になるが、2学期は成績が伸びにくい。これは、内申点を計算する上で、3年生の1学期、2学期の成績を考慮する(理科や社会などの科目...
進学・受験あれこれ

高校について徒然

高校無償化への道筋が、政治の世界ではおおむね決定に向かっている様子だ。来年、2026年度の実施に向けて詰めの協議が続くらしい。中学卒業生の95%以上が高校に進学する現在、高校も半ば義務教育に近い状況になっているので、このような制度ができるこ...
成績あれこれ

模試の返却

中3生(今回は中3生のみ)の模試が返却されてきた。ひとりが5教科合計で過去最高の偏差値を記録。夏に続いてさらに伸ばしてきた。いい勢いをこれからも持続してもらいたいと思う。ほかの子も、大きな伸びこそないものの、しっかりと、できる科目の得点を維...
進学・受験あれこれ

進路希望調査の見方、考え方

教育委員会から、進路希望調査の結果が発表されている。中身の数字についてあれこれ話すつもりはない。こういう数字を見ると、「〇〇高校は人気あがってるなあ」や、「〇〇高校は人気下がってる?」のように考え、「△△高校にしたほうがいいかなあ」と迷って...
塾の授業あれこれ

模試練習の意義

昨日の中学生は、模試の問題などを使用しての練習が中心。模試対策というのは本来あまり意味のないものだと思っているが、私の中に意図しているのは「試験慣れ」だ。もちろん中学3年生など、今までに何度も定期テストを受けているのだから、今更試験慣れと言...
塾の授業あれこれ

勉強を軌道に乗せる、声掛けの意義

8/30(土)および、8/31(日)に模試を行う。試験時間の違いから、中3生が土曜で1,2年生が日曜だ。これをもって、夏休みが終わる、という節目にしたい。特に中3生は今、理科や社会の見直しを猛烈に進めている。今塾生には、理社の教材として、豊...
日々の考えあれこれ

高校受験の変貌その3(高校の位置づけ)

2日間にわたって、高校受験にまつわることを考えてきた。では、高校受験はこれからどう考えればいいのか、ということになるのだが、大事なことは、高校をどう位置付けるかにある。たまに中学生に話すのだが、高校はあくまでも通過点でしかない。人生における...
日々の考えあれこれ

高校受験の変貌その2(私立の無償化)

昨日の日記に続く形で、高校受験をめぐる大きな変化が、私立高校の無償化にあると思っている。政治的な話はここではせず、受験そのものを見渡した話をしたい。私立が無償化された大阪府では、公立高校の定員割れが増えたとニュースになった。私立の方が設備そ...
中学生

高校受験の変貌その1(カリキュラム難化)

高校受験について、特に最近はいろいろと考えさせられる。要因は様々あると思うのだが、ここでは2つ考えておきたい。まず一つはカリキュラムの難化(とりわけ英語)。2021年度(中学生の話)から始まった指導要領改訂で難化したカリキュラムが重くのしか...
中学受験

オープンスクール

夏休みの間、高校や大学ではオープンスクールが行われる。塾生でも参加してきたものがいるが、私は必ずこう言うことにしている。「校門をくぐった時にどう感じたかを大事にしなさい。そのときに、『あ、いいな、この学校に通いたいな』や、『ここに行けると思...