前回、久々の投稿で新方針のあらましをお話ししました。
今回からは教科ごとのお話しを進めます。
今回は英語と数学です。
英語
基礎教材で文法の導入解説と確認問題を進めます。当塾で採用している基礎教材は、一般的な英語の問題集に多い「記号を選ぶ」問題がほとんどありません。空欄補充、日本語訳、英作文の3パターンが99%を占めますので、この教材でひたすら英語を書かせます。
演習教材は一般的な塾テキストを用い、基礎教材になかった記号選択なども含め、様々なパターンの問題に触れさせます。特に英語長文問題が豊富なテキストを選択しましたので、読解力もどんどん養わせます。そして昨年度まであまりやらせてこなかった、「辞書をひく」作業を塾または家庭で取り組ませます。
最後に英単語集です。毎週のペースで単語テストを実施し、合格点に達しない場合は書き取りのペナルティや再テストを課していく予定です。
最近の英語教育とは一線を画し、やや前時代的ではありますが「泥臭く」「地道な」努力を課します。
定期テスト前は学校ワークの見直しののち、塾で教材を貸し出すなど最大限に自学のサポートをしていきます。
数学
基礎教材で新出単元の解説と「解き方パターン」を指南します。解き方パターンというのは、式の書き方、計算プロセスの進め方、証明問題や文章問題の式の立て方などのことです。例題や練習題で徹底的に書き方を矯正し、ミスの発生が少なくなる解き方を身につけさせます。
演習教材では基礎教材で学んだパターンを自力で実践してもらいます。繰り返し使用を前提とするのでノートや雑記帳の類を用意してもらい、ひたすら解き進めさせます。私が詳しく解説するのは入試問題レベルの難問が中心になります。この段階では、基礎教材で教えた書き方などを徹底的にチェックし、少しでも実践できていなければすべてやり直しを命じます。
定期的に小テスト(復習分野)も課していき、英単語テストと同様やり直しも命じます。
定期テスト前は学校ワークの見直しから始め、教材内の問題の解き直しを繰り返します。
まとめ
英語と数学の指導方針でした。
一言でいうと「当たり前」の内容です。その当たり前を徹底して実行できるかが、成績アップのカギになります。
凡事徹底という言葉がありますが、当たり前のことを徹底して繰り返すことが勉強の王道です。
当塾は新年度、王道を歩ませ続けます。