1学期の勉強法(小学生・低学年)

こんにちは。

前回まで、塾テキストのお話しをしてきました。

今回は「1学期の勉強法」についてお話ししましょう。

まずは小学生低学年から。

学習習慣づけを第一に

まずは、小学校低学年は「学習習慣づけに最適な年代」だということを認識しましょう。

低学年のお子さんというのは、親御さんのコントロールが効きやすい年頃です。

また学習内容が簡単なので、「わからない」と頭を抱えるシーンがゼロとは言いませんが少ないです。

今のうちに学習習慣を日常に組み込むようにしましょう。

具体的には、

・学校から帰ったらすぐに宿題をする

・市販の問題集などをする時間を作る(あまりやらせすぎないようにしましょうね)

といった形で、お子さんの頭に

・〇時から〇時までは宿題をする時間だ

・遊びに行く前にドリルをしよう

などを当たり前のルーティーンにしてしまうのです。

できるだけお子さんの勉強に寄り添ってあげる

共働きのご家庭も多いので、簡単ではないこともあるかもしれませんが、できるだけお子さんの勉強に付き合ってあげましょう。

・宿題でわからないところを一緒に考える

・苦手そうな内容をできるだけ矯正する(式の書き方や漢字の筆順、字のバランスなど)

大事なのは「答えだけ教えないで考える」ことです。

また、お子さんが嫌がりだす年頃になるまでに、「悪い癖を直しておく」ことです。

中学年以降、学習内容が難しくなったころに大きな効果を上げることが多いですよ。

またいずれ回を改めてお話しします。

できるまで何度でもやる習慣をつける

鉄棒の逆上がりや縄跳びなどのように、最初はできなくても何度も練習しているうちにできるようになるのは、勉強でも同じです。

特に小学校低学年の内容であれば、出来るようになるまで練習することで、自力で「できた」に到達することもそれほど難しくはありません。

「できるようになるまで何度でもやる」ことによって成功体験を獲得することは、想像以上に将来にプラスの影響をもたらすものです。

ぜひ今のうちに実感させてあげましょう。

まとめ

いかがでしょうか。

大まかに言うと、①勉強の習慣をつけ、②一緒になって考えてあげ、③できるようになるまでやる習慣をつける、この3つでお子さんの勉強環境は大きく変わります。

逆に言うと、低学年のうちにここをいい加減にしてしまうと、中学年以降になって学習内容が難しくなった時に一気に破綻へのルートに陥る危険性が高まるのです。

のちのちを考え、無理のないペースでいいので取り組ませてあげてみてください。

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