久々の投稿になりました。
進学・進級を控える皆さんへのお話を今日はしたいと思います。
今日は小学生向けです。
まずはやってみよう、教科書を読む
始業式、入学式の際、学校では新しい教科書が配られます。まずはこの教科書を読ませてみませんか。
国語であればどんなお話や文章が載っているか、その他の教科であればどんなことを新しい学年で勉強するのか、教科書に目を通してみるのです。
勉強の素質が高いお子さんほど、こういうことをしてみる傾向が強いものです。「新しい学年では何を勉強するのかな?」という知的好奇心が強いからです。
特に小学校低学年の場合ですが、授業を聞かなくても理解できてしまう単元が多い(特に算数)ですから、ちょっとした予習にもなって一石二鳥ですよ。
これは私の場合なので一般的ではありませんが、私の小学生時代は「もらったその日に教科書の目次を読む」ことをしていました。「今年は分数っていうのを習うのか、折れ線グラフってなんやろ?」みたいな感じで興味を膨らませながら学校の授業に参加していました。
目標を決めてみる
小学生の勉強において一番ネックになるのは、「目標を持ちにくい」ことです。
中学受験をするなどの場合は別ですが、公立中学への進学を予定しているお子さんの場合、大きな試験や関門になるイベントがありませんので、勉強をする動機付けが弱くなりがちになります。
ですから、ちょっとした目標を立ててみましょう。
「漢字テストで100点を連発する」「算数のテストで全て90点以上取る」といったテストの目標
英検や思考力検定といった検定試験へのチャレンジ
といった感じで「試験」を目標に据えるのもいいですし、出来るお子さんであれば、
先の学年の勉強をしてみよう
中学生の勉強をしてみよう
といった先取りを目標にしてみるのも面白いかもしれません。
まとめ
小学生の間というのは、基礎学力を身につけるのに最適な期間です。中学生になってからだと遅いケースはままあります。「読む、書く、計算する」の基本から始まり、考える力を付けられるようにしていく土台は小学生の間でないと身につかない場合が多いです。
お子さんの性格がまだ素直である間に、勉強が面白い、新しいことを知るのは楽しい、という経験をいっぱいさせてあげてください。高学年以降や中学生になるころでは手遅れになる確率が高くなってしまいますよ。
最後に少し脅しておきます(笑)