学校でも期末懇談が始まる時期になった。
1年生は主として学校生活について、2年生は学校への慣れからこれからの過ごし方について話をしてもらっていることと思う。
3年生は当然進路に関する話になる。進路というと、とりもなおさず高校進学の話になる。今般塾生の3年生のひとりが懇談を終え、保護者と懇談をした。
なんでも「頑張って目指しましょう」とエールを送ってもらえたそうだ。今まで長く成績が振るわず、お母さんも「公立高校に行ければいいんですけど・・・」というお話になることが多かったのだが、今回の期末試験その他の成績から、公立高校について上記の発言を担任の先生からもらえたのだそうだ。
お母さんも若干表情が明るくなっていたように思う。私もつい口元が緩んでしまい、「よく頑張りましたね」と言ってしまった。結果が出るまで言ってはいけない一言だとは、百も合点二百も承知なのだが、その子とは小学生から数えて5年近いお付き合い。わが事のようにうれしい気持ちになってしまった。
本物の結果につながるいい勉強をさせてあげたいと、この夏に向かって改めて誓うのだった。