小学生の国語受講者に新しいテキストを導入した。
簡単に言うと国文法のテキストだ。とはいっても、中学生が習うような難しい用語が出てくるわけではなく、主語や述語のような文の基本を押さえながら、正しく日本語を読む、書くに資することを期待したものである。
このテキストの導入にいたるまではいくつかの経緯はあるが、一つは中学生以上全般に通じる「読解力不足」に早期から手を打てないか、という点にある。「教科書が読めない」や「アレクサンドラ構文」でも話題にしたが、論理による理解を伴わない勉強に歯止めをかけたいという点にある。
では当の中学生はどうするか、ということになるが、ここは論理の基本動作を夏に向けてたたきこみ続けることになる。小学生向けの教材に帰る時間も惜しい。
小学生とは異なり、英語や数学をたたき台にしていきたい。