2024年11月2日 教材選定1人会議

中学生

来年度教材について。

もちろん最終決定したわけではなく、年明けの展示会で完成品を見てから、ということになるが、おおむね「コンセプト」に即した教材の陣容はある程度決まったように思う。

完成品による最終決定を経ていないので、具体的な教材名は書かない。また、各教科は地理と歴史がある社会以外、原則2冊体制だ。

まず英語。標準版テキスト2冊を授業用に入れることに決めた。まだ候補が何冊かある状態だが、とにもかくにも教科書の文法項目配列が全く体系的でない現状、教科書主導で勉強させてもがっつりした力がつけられない、と判断した。同時に、最近の定期テストは教科書本文を用いず、初見の英文を読ませる問題が必出する。そこに合わせ、英文を書かせる量が豊富なテキストと、読解問題も含めて総合的な問題が充実したテキストを導入していく。そこに加えて、準拠テキストを複数冊塾内にストックし、復習や定期テスト前に合わせて貸し出す形で運用していく。学校ワークの活用の仕方も見直していく。

次は数学。英語以外の科目は学校進度に応じて「復習を分厚く」する。数学もその目的に合わせ、基礎演習量が豊富なテキストを1冊用意する。理想は「自分で読んで学校授業内容を再現し、自分で解き進められる」ことにある。さらに応用問題などに対応できるように、入試問題等が充実したテキストを1冊で、数学は計2冊体制。

次に国語。国語だけは教科書本文が問題に使われるという特性上、教科書準拠のテキストが普段のメインになる。学校でとったノートやプリントを使いながら解き進めさせるテキストを1冊用意する。それ以上の練習や定期テスト前は、英語同様ストックしたテキストを貸し出して運用する。一般的な実力テスト向けの標準的なテキストは、長期休みなど学校復習がひと段落しているタイミングに使っていく。以上の2冊体制が国語。

続けて理科。1冊は開塾以来使い続けているお気に入りがあり、これは絶対に変えない。問題はもう1冊。ここが大きな悩みどころで、悩んでいるポイントは「準拠テキスト導入」だ。今まで、理科は準拠テキストを使ってこなかったのだが、今回の展示会でいいものを見つけた。私の標榜する「分厚い復習」に資すると思われる、いいテキストだった。これを導入するか、従来から使っているもので続けるかが、最終決定まで悩み続けるポイントになりそうだ。

そして社会。これに関してもいいものを見つけた。8割がたこのテキストの導入に傾いている。私が積極的に導入したいと思っている、「読み学問」に適したテキストだ。学校で習った該当単元を「読ませる」のにいいと思っている。ただ、社会のテキストの弱点として(これは教材や教材会社が悪いのではなく、市販の問題集含めた社会のテキストが持つ、宿命的な弱点だと思う)、問題演習量が貧弱である部分がある。最終決定までの最後の課題になりそうなのが、この「問題量を解決できる」テキストの選定だ。やみくもに何冊も持たせるわけにはいかない以上、ここも最後まで悩み続ける。

最後の課題は3年生の受験教材。これについてはいずれ書いていくことになると思う。

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