いい勉強へ向けた精神論

中学生

この夏のスローガンを「勉強における基礎」と「いい勉強をしよう」に置いたわけであるが、さてその「基礎」と「いい勉強」における前提条件について考えると、行き着く先がどうしても精神論と思しきものに傾いてしまう。

精神論というと、いささか昭和臭さのようなものが漂うが、私はかねて令和だろうが昭和だろうが、元禄だろうが天正だろうが、平安時代だろうが縄文時代だろうが、人間をやっていることに変わりはなかろうと考えているので、古いも新しいも関係なく精神論は振りかざすことにしている。

では、「基礎」と「いい勉強」に欠かせない精神とは何かと考えれば、それはとりもなおさず、「できるようになりたい」、「いい点数を目指したい」というある種の向上心、ないしは当たり前の基準の持ち方にあると思っている。

私は、勉強を学歴を得るためのある種の苦行としてだけではなく、立身出世の道具としてだけではなく、人間修養の手段にしたいと考えているので、この種の精神も鍛える場として塾を続けたい。

逆に言えば、成績が多少振るわない子であっても、この種の精神が育っていれば私は問題にしないことにしている。今は成績や点数が振るわなくとも、のちの人生に必ず大きな果実を得てくれるものと信じているからだ。

人間修養としての「いい勉強」を鍛える場について、これからも模索と実践、試行錯誤は続く。

におか塾は、尼崎市立花町の「勉強を鍛える学習塾」です。

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