小学生指導

前回まで、中学生指導についてを中心にお話をしてきました。

今回は小学生指導のお話です。

全体のお話し

当塾では中学受験の指導は行いません。

目指すのは公立中学進学後を見据えた指導です。

公立中学進学後、上位の成績に入れるように。高校進学の自由度を高めるために。

これを目標に指導を続けていきます。

国語

学校準拠教材は使用しません。学校進度に応じた漢字テストをする時くらいだと思います。

基本的には標準テキストを使用し、国語力全般を鍛えることを目標にします。時間に余裕が出てくれば、百人一首やことわざなどの知識、教養に話を向けることもあります。

声を出しての文章の音読、話の内容の整理、段落内容のまとめなど、場合によっては中学生レベルのお話も入れ込み、「国語力」に特化して指導します。

小学生の間の国語教育は重要です。個人的には英語よりも大事だと思います。小学生の英語授業である程度できていても、国語の力が欠けていると中学生になったとたん成績は急降下します。国語は全教科の背骨である、との信念のもと、当塾では国語指導に当たります。

算数

もっとも能力やレベルの違いがはっきりする科目といっていいかもしれません。

当塾では授業冒頭に計算タイムアタック(60問)を実施し、記録をとっていきます。ほぼ例外なくすべての生徒がタイムを向上させていきます。最高記録で39秒(!)というお子さんがいます(私より速い)。しかもその子は小学4年生です。吸収が速く、向上心が強いのでしょう。

その後は成績に応じてテキストを選定しながら授業を進めます。得意なお子さんは標準的な教材、苦手なお子さんは学校準拠教材、特別に中学受験用の基礎教材を使用しているお子さんもいらっしゃいます。

苦手分野は時間をかけて補強します。そのため学校に比べて特別に進度が速い、というようなことはあまりありません。「早く」よりも「深く」を重視します。

新年度からは計算タイムアタックに加えて小テストを充実していき、復習体制を強化します。

英語

当塾の英語指導のコンセプトは明確です。

「英語を書かせる」「中学生の勉強の仕方を身に着けさせる」です。

小学校の英語教育を批判するつもりはありませんが、小学校の英語授業では圧倒的に「書く」機会が少ないようです。これでは中学の英語で躓きます。

当塾は小学生の段階から中学生用の基礎教材を使用します。先日教材購入でお付き合いさせていただいている会社の方とお話ししましたが、驚いておられました(笑)。でも、実際のところ書く力は早めに養成しておかないといけないと思いますので、「書かせてくれる」中学生用教材を使用しています。

英検にも積極的です。英検を持つことの価値には賛否があると思いますが、私は「勉強のアクセント」としての活用を目的にしています。中学受験などの目標が持てないのが小学生の勉強の弱点ですので、そこを埋めるために検定試験を活用していきます。先々は算数検定や漢字検定も考えに入れるかもしれません。今年ですが、小学5年生のお子さんが英検5級に合格しました。「次も頑張ってみたい」と言っていますので効果は確信しています。このお子さんは先日、中学2年生のテキストに移行しました。

まとめ

繰り返しになりますが、当塾の小学生指導のコンセプトは

公立中進学後に困らなくていいように、高校受験の選択肢が増えるように、です。

当塾は小学生には中学生の考え方を教え、中学生には高校生の考え方を伝えます。勉強内容の話ではなく、考え方のお話です。「一歩先の考え方」を常に意識して指導を徹底します。

におか塾は、尼崎市立花町の「勉強を鍛える学習塾」です。

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