今日は数学の演習教材のお話。
当塾では「実力練成αスタンダード」という教材を演習用に使用する。
前回記事で紹介した「オリジナルテキスト」を終了した生徒に順次進めさせていき、週末などの家庭学習課題に使用することもある。
この教材のいいところは、レベルが中堅から上位層に寄っていることと、問題演習量が豊富なこと。さらにオリジナルテキストでは扱いきれない発展問題の学習も可能になっている点だ。基礎的な問題から入試問題までバランスがいい。B5サイズに問題がびっちり敷き詰められていて書き込みができないため、問題演習はノートを用意して行うことになる。繰り返し演習が可能になる、という寸法だ。
別冊の解説集も詳しく、自学習慣が身についた生徒にはさらに効果的な演習教材になる。
オリジナルテキストでの学習はあくまでも基礎の定着。定期テスト等でいえば、最低限の得点力を盤石に固めることにある。このαスタンダードはその上。定期テストでは学年上位を、実力テストでは高得点を目指したい生徒への大きな武器になる。
公立高校入試に限ればオーバースペックになる部分もあるのは否定できないが、中堅以上の私立高校入試までも視野に入れたい当塾としては、ぜひ演習を積ませたい教材として活用させたい。