小学生の進学を考える⑤ー公立への進学ー

こんにちは。

今回は前回までと話題を変え、中学受験以外の塾について考えてみます。

塾だけでなく、家庭での取り組みについても(これは次回)お話しできればと思っています。

小学生の塾ー中学受験以外ー

中学受験をしない場合、小学生が塾に通う理由は大きく分けると2つだと思います。

①学校の授業では物足りないので先取りや発展問題をこなして、余裕をもって中学に進学させたい

②学校の成績が良くないので、学校授業の内容を補習してほしい

順番に見ていきます。

①学校よりもどんどん進めたい

この理由で公文や学研教室などにお子さんを通わせていらっしゃる方、多いと思います。

実際、公文では学年に関係なく、合格すればどんどん先に進んでいけるので、小学生の間に中学生の計算や方程式が解けるなど、先取りを進めていけます。特に計算力が付くのは大きいです。

他に、小学生の間に塾通いするメリットの一つが、「学習習慣づけ」です。

中学校になると、テストが学期に1,2回になるうえ(小学校では単元が終わるとすぐにテストなので、記憶が残っているうちにテストを受けられます)、前の授業の内容や小学生で習ったことを前提にして授業が進められます。今、通っている小学校の授業を確実に自分のものにしていく学習習慣があるかどうかは、中学での成績に直結しますので、そこを踏まえた塾でしっかり学習指導を受けるのは大きな意味があります。

②学校の授業の補習をしてほしい

文章題で詰まるようになった、図形がわからない、漢字が覚えられないなど、学校の授業で理解が追いついていないところを補充してもらう目的で塾に通わせる方もおられると思います。

こちらの場合、理解が追いついていない理由を一緒に考えてくれる塾を選ぶのが大切です。集団塾だとどうしてもカリキュラムに従って進んでしまうので、個別指導など、わからないところを何度も教えてもらえる塾選びが大切です。

もう一つ、小学生が勉強に詰まる原因のうちで大きいのが、「勉強の仕方」が身についていないことです。中学生になってから身につけるのは大変なので、小学生のうちに「勉強の仕方」を指導してもらえる塾を選ぶのも大切です。案外、苦手をあっさり克服できることが多いのも、小学生です。

こういう塾に入る際は、何が苦手なのかなど、できるだけ状況を保護者の側で整理してから相談されることをお勧めします。

授業時間、費用面その他

中学受験専門の塾に比べると費用は安くすみます。

3教科でも半額以下で済むことが大半だと思います。

その分、授業時間や授業回数も少ないのですが、他の習い事と並行しやすいというメリットもあります。

大体ですが、小学生だと授業時間は1回50~90分、週回数は塾によりますが週1回(1科目)から週3回(3科目)といったところでしょうか。

また、こういう塾は近所に多いですし、多くの塾は小学生の授業時間を早め(夕方くらいに終わり)に設定していますので、送り迎えや帰り道の心配が少ない(ゼロではありませんよ)です。

まとめ

いかがでしょうか。小学生が受験目的以外で通塾する際は、目的をある程度でいいのではっきりさせるようにしましょう。

受験のように目的がある場合はともかく、普通に勉強するだけの目的では、モチベーション維持が困難になりますので、よく考えてほしいですね。

におか塾は、「ハイレベルな勉強がしたい」、「難関高校進学を目指したい」尼崎の少人数指導学習塾です。

ぜひお電話(06-6415-7898)、メール(niokajuku2021@gmail.com)、お問い合わせページまで!

タイトルとURLをコピーしました