中学生

学校は大切だ

私は以前から、塾は学校の影法師、学校授業がメインで塾はサブであるべき、というスタンスをとっている。それはとりもなおさず、勉強の中心は学校であるべき、という考えからきている。昨今は学校だけが勉強ではない、という考えも強くなっているようだが、集...
塾の授業あれこれ

自分への約束と強さ

昨日は、小学生に自分にする約束について話をした。次のテストで100点を取る、逆上がりができるようになる、お題はなんでもいい。自分で「これをする」と決めた約束は大切なものだ。なぜ大切かというと、「破っても誰にも迷惑がかからない」からである。親...
日々の考えあれこれ

「基礎」と「人事を尽くして天命を待つ」

少し自分自身の受験生の思い出を。当時高校3年生の私は、数学が死ぬほど苦手だった。説明を聞こうが、質問をしようが、参考書を読もうが、「何を言っているのかわからない」の一言で終わってしまうありさまだった。それでも国立文系ということで、センター試...
日々の考えあれこれ

生活すべてが禅、生活すべてが勉強

福井県に永平寺という禅宗(曹洞宗)の本山の寺がある。曹洞宗の大本山ということで、毎年たくさんの修行僧(雲水というらしい)が修行に訪れるが、とにかく修行が厳しい寺で有名だそうだ。そこの何代か前のトップだった禅師さんの話を聞いた。いわく、「坐禅...
勉強あれこれ

「家で勉強しろ」と言いたくない

塾でも学校でも、学期ごとに懇談がある。学校の場合は学校生活や成績、進学などの話が中心だし、塾の場合はここから学校生活が省かれ、成績や勉強の話が中心になろう。私がこの際に言いたくないセリフがある。「家で勉強しないといけませんよ。」だ。これは何...
教材あれこれ

来年について、教材の悩み

来年の教材について考える時期が来た。なぜこの時期かというと、2学期末試験が来ると一気に忙しくなるから。期末試験対策はもちろんのこと、終了すると期末懇談、3年生の受験対策、冬休み、年が明ければ入試が始まり、個人的なことだが確定申告など、やるこ...
中学生

中身を伴った暗誦を

中学生の2学期は、国語の授業で古典を扱うことが多くなる。この中で今でもよく行われるのが暗誦テストだ。1年生なら竹取物語、2年生なら枕草子や徒然草がそうだろう。暗誦テストのコツとまではいかないが、こうすればいいのでは、というのを考えてみたい。...
日々の考えあれこれ

保守するための革新

まだ今年を振り返るような時期ではないが、去年から今年は特に、政治の世界で「保守」という言葉がいつにもまして踊ったように思う。都議会や参議院選挙における参政党などの躍進、高市自民党総裁の誕生などがそうだ。こんな話から入っているが、私が考えたい...
日々の考えあれこれ

「わからせてもらおう」という病

中学生のころ、帰り道に友人がこんな話をしていたことがある。「〇〇先生(確か社会だったと思う)、わかりにくいからいややわ。」その時は適当に聞き流していたが、私の腹の中ではこう思っていた。「真面目に授業聞いてわかろうとしたんかな?それもないまま...
塾の授業あれこれ

塾は学校の影法師

今週の授業は、主に理数系科目。簡単でもいいので、学校で授業を聞くうえでポイントになることだけ端的に伝えていく。塾の悪癖というか宿痾というか、何と言っていいか難しいのだが、塾だけでどうにかしにいく感覚が強くなりがちだ。私個人もそういう気分に落...