塾長のつぶやき

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2024年11月2日 教材選定1人会議

来年度教材について。もちろん最終決定したわけではなく、年明けの展示会で完成品を見てから、ということになるが、おおむね「コンセプト」に即した教材の陣容はある程度決まったように思う。完成品による最終決定を経ていないので、具体的な教材名は書かない...
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2024年11月1日 勉強「道」

昨日の日記で、「勉強道場」という語を使った。我ながらしっくりくる言い方だな、としばらくたった今でも思う。勉強に限らず、なんでもそうなのだが、物事は極めようとすると「道」となる。宗教としての仏教は、修行ののち極めんとすれば「仏道」となる。武器...
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2024年10月31日 教材展示会からの私の誓い

昨日、大阪で教材展示会(2社目)にお邪魔させていただいた。そこで、一つの教材会社の担当者の方とお話しさせていただいた。その時にされた質問がある。「先生の塾さんはどんな形態で指導されているんですか?集団とか個別とか。」別に何の変哲もない質問だ...
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2024年10月30日 余白、余情そして学力

私はあまりドラマを見ない。定期的に見るのは朝ドラと大河ドラマのみ。あとはたまに気になるものがあれば見る程度だ。この朝ドラと大河ドラマは、過去作のアンコール放送や再放送がよくある(特に朝ドラ)。そんな折に昔の作品と最近の作品をよく比べながら見...
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2024年10月29日 強さの萌芽

昨日の話。中学3年生の塾生が、こんなことを言ってきた。「これから18時半から22時まで来てもいい?」引退の遅い部活のため、今週から部活のない生活が始まった子なのだが、その子曰く「帰ったら塾行く前に寝てしまうから、寝てしまうくらいなら塾行って...
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2024年10月28日 不毛な、いや有害な「不要論」

いつだったか、テレビタレントの何某が「人生で一度も古典が役立っていない」というような趣旨のことを言ったことがあるらしい。勉強に限らないが、「〇〇不要論」という類の議論はちょくちょく聞いてきた。「因数分解が何の役に立つんだ!」「微分や積分が何...
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2024年10月26日 不毛な議論ではなく待つ覚悟

親「勉強した方がいいよ」子「勉強なんかしたくない」こんなバトルがあった場合、私はおおむね「子の方の勝ちが濃厚」と見る。なぜそうなるのか。これは「誰のためにする議論か」で決まると思っている。「勉強した方がいいよ」は他人(子供であっても)のため...
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2024年10月25日 思考力の源「なぜ?」

昨日、思考訓練の量、回数が学力を決めると書いた。では、思考訓練の量をどうやって増やそうか、となると、簡単な話ではない。スポーツのように「トレーニング量を増やす、練習時間を増やす(本当はそんな単純な話ではないとは思うが)」のようにはいかないの...
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2024年10月24日 思考訓練の量が学力を決める

人間は考える葦(あし)であるーとは、有名なパスカルの警句だ。考える、というのは(おそらく)人間のみに許された特権であり、義務であるように思う。「考える力」をつけさせたい、こう思う親御さんは多いはずだ。では「考える力」はどうやって身についてい...
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2024年10月23日 教材への思い

月曜にお邪魔した教材展示会の話。中学生教材の改訂(教科書改訂に伴うもの)も大きなテーマだが、今回私が一番に考えたことは「コンセプト」。現状の高校入試や、公立中学校の学習状況を見ると、進学塾を気取って先取り授業やハイレベル授業を展開するのはあ...