こんにちは。
学校では、懇談がそろそろ終わるころですね。
1学期、よかったこと、よくなかったこと、様々あったと思います。
これからは夏休みです。
1学期の反省をしっかり活かせる大事な時期です。
何を勉強すべきか、どんな勉強をすべきか。
項目を分けてお話ししていきたいと思います。
勉強の仕方の見直し
特に1年生が対象になるでしょう。
初めての定期試験を終え、中学校におけるテストの重要さ、大変さを実感した人が多いかと思います。
小学生の頃なら、何となく授業を聞いていれば点数が取れたテスト。
理由は簡単で、授業でやったことがすぐにテストで出るから「何となく覚えている」ためです。
中学生はそうはいきません。
今授業でやっていることが「1,2か月後にテストで出る」のです。
大事なのは、この「1,2か月後にテストで出るから何もしないと忘れてしまう」ことを見越して勉強することです。
では忘れてしまうことを前提にした準備は何をすればいいのでしょうか。
見直し体制の整備
まずは、授業内容を見直せる体制づくりをしましょう。
体制づくりに必要なのは次の3つです。
「見直しの道具」、「見直しの習慣」、「見直しの方法」です。
順にみていきましょう。
見直しの道具
見直しって何を見直せばいいの?という人は多いと思います。
そういうことで悩む人には共通点があるように思います。
「これを使えばいいという道具があると思っている」という勘違いです。
これは大きな勘違いです。
道具が「ある」のではありません。
道具を「作る」のです。
よくあるアドバイスに「ノートを見直す」というものがあります。
これは全くその通りです。異論は一切ありません。
ただ、そのノートは見直せる代物ですか?
それを見直せば、授業の内容がしっかり思い出せますか?
問題はここです。
ノートという見直すものが「ある」のではありません。
見直せるノートを「作る」という視点が欠けているのです。
学校の先生の中には、しっかりとした授業プリントを作ってくださる方がいらっしゃいます。
それを見直しなさい、復習しなさいと先生もお話しされることでしょう。
しかしながら、「見直したけどよくわからなかった」という人が多いのも事実です。
これは、プリントを作っている先生が悪いのではありません。
そのプリントを「見直せるもの」にするのは、授業を受けている皆さんです。
見直せるプリントにできていない皆さんの責任なのです。
そのほかにも、学校で配られるワークブック、塾で配られる問題集、市販の参考書など、見直しに使えるものはいっぱいあります。
それらを適切に、「使えるものにしていく」ことこそ、勉強の第一歩です。
ぜひ、夏休みをその習慣作りのスタート地点にしてください。
次回は「見直しの方法」、「見直しの習慣」についてお話ししたいと思います。
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