こんにちは。におか塾塾長の新阜(におか)です。
ゴールデンウィークが明けましたが、緊急事態宣言の延長のお話がニュースで騒がれています。
まだまだ日常を取り戻すには時間がかかりそうですね。
できる限りの対策をとって終息を祈りたいところです。
今回は前回に引き続き、小学生の勉強について。
前回は「学校の宿題をベースに授業の理解を探ること」、「理解の程度に応じた復習が必要」といった趣旨でお話をしました。
今回は、「理解が十分でなさそうな場合には、具体的に何をさせればいいのか」を中心にお話しし、メリットやデメリットについてもお伝えしようと思います。
主に算数のお話をします。国語や英語のお話はまた回を改めます。
何を使って復習させる?
①教科書の問い、練習問題
まずおすすめするのは、教科書にある問いや練習問題です(教科書によって名前は異なります)。
教科書には新しい単元の説明のあとに必ず類似の練習問題がついています。
これをまずはもう一度解けるか確認しましょう。
授業の理解が十分であれば、見た瞬間に解き方がわかるので、手はすらすら動きます。
手が動かない、動いても解き方の手順が怪しい場合、要注意です。
早急に解き方を矯正しなくてはいけません。
教科書のメリット
問題が易しいので解きなおしがしやすい。
学校で授業をしているので本人も確認がしやすい。
教科書のデメリット
問題量が少ないので、練習量をドリル等で補う必要がある。
学校の授業を聞いていない場合、確認が難しい(答えが記載されていない問題があります)。
②学校のドリルやワーク教材
次におすすめするのが学校で配られるドリル教材などです。
ドリル教材の良さは、「教科書に準じたレベルの問題がたくさん練習できる」ことにあります。
教科書の解きなおしで矯正した解き方をドリル教材で実践させるのです。
学校ドリル教材のメリット
教科書で足りなくなりがちな「量」がこなせる。
教科書に準じているので問題レベルが適切。
学校ドリル教材のデメリット
答えを書き込んでしまっていると使いにくい(ノートに問題を写させるなどの工夫が必要です)。
③市販の参考書、問題集
学校教材で足りないと思われる場合、市販の教材を購入して使うのもアリでしょう。
マンガを使って楽しく説明するもの、人気キャラクターを使用したドリル、豊富な情報を盛り込んだ参考書など、質、量、形式が色々あるので、好みに合わせて本屋で探すのも楽しいかもしれません。
市販教材のメリット
バリエーションが豊富で、レベルも様々、子供に合わせた教材が選べる。
著名な専門家が執筆した優れた面白い参考書も多いので、ハマると楽しい。
市販教材のデメリット
小学生が一人で使いこなすのは難しい。
多く買いすぎると消化不良になってしまう恐れがある。
保護者による管理が大変(テキストの量や内容の選択、進捗の管理、解かせ方の確認など)。
いかがでしょうか。
次回は「理解がどんどん進んでいる子はどうする?」についてお話しします。
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